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年金受取口座の選び方
一番受給者の多い老齢年金の他、障害年金・遺族年金などの公的年金の受け取りに金融機関の口座を利用している人がほとんどだと思います。
この年金受取口座の獲得のために、銀行や信用金庫はいろいろなサービスを提供してお互いに競争しているので、通常の口座よりも条件がいいのが特長です。
例えば、次のようなサービスがあります。
- 年金の相談に無料でのってくれる
- 裁定請求書の作成・提出代行
- ATM利用料が無料
- コンビニATM月数回無料
- 金利アップ
- 誕生日にプレゼント
- 年金受取口座指定時にプレゼント
どうしてこんなサービスがあるのかと言うと、銀行の儲け方のひとつが、顧客からお金を預かって、そのお金を企業などに貸し付けて貸付金利を得ることなので、年金もその対象として各金融機関が獲得競争しているのです。
どうせなら、自分に合った年金受取口座を選びたいですよね。
受け取った年金を生活費としてすぐに引き出すという方は、ATM無料の金融機関を利用した方がよいでしょう。
逆に、年金にはあまり手を付けず口座に残しておくという方は、金利アップがおすすめです。
金融機関によってサービスが異なるので、『銀行名 年金受取』や『銀行名 年金口座』で検索して、ご利用の金融機関やお近くの金融機関を調べてみてください。
実際に何行か検索してみたところ、大手銀行には年金受取口座のページが存在していないことが多く、地方銀行の方が該当ページが存在している印象を受けました。
もし、年金受取口座のページがない場合は、直接、金融機関にお尋ねください。
※法改正により、執筆当時と閲覧時で差異が生じる可能性があるので注意してください。